ユーロに影響!?EFSFに関して

英国消費者物価指数で為替相場を分析する

日本時間18:30に英国の第4四半期GDP速報値が発表される。18日に発表された英消費者物価指数の高い数字でポンドドルは1.60台半ばまで上昇した。12月分の英消費者物価指数は前年比3.7%増と、BOE(英中央銀行)が目標とする2%(上下1%のレンジ)の上限を突破していることで利上げ圧力が強まると見られたからだ。今回の第4四半期のGDPは小幅減少すると見られている。予想通りの数字なら、インフレで景気がやや冷え込んでいることを示す。景気対策のため、緩和策を続けざるを得ないと市場は見るだろう。

 

一方、予想を超えるようならインフレ圧力が懸念される中、緩和策の変更を強いられるとの見方も出てくる。その場合、ポンドドルは買い優勢となる。ただBOEは利上げに慎重姿勢を示しており、警戒感も浮上するだろう。

今晩の為替相場では、18:00頃にユーロ圏の製造業PMI(購買担当者指数)が発表される。予想は57.0(前回57.1)。2009年10月分から景気判断の分岐点となる50を上回っており、昨年3月分からは55を挟んだ高水準となっている。先週金曜日に発表された独Ifo景況感指数は、西東ドイツ統一以降の最高値を示し、ユーロ圏債務国とドイツの長期金利差が縮小、ユーロは続伸した。欧州ソブリンリスク懸念も後退しており、今回強い数字が示されればユーロの一段高もあり得る。ただ、本日は注目材料が少なく、週央には日米の金融政策会議(会議後に政策金利発表)、金曜日には米GDPと重要イベントが控えていることから大きく動くことはないだろう。