ユーロに影響!?EFSFに関して

新興市場見通し「米グーグルの好決算は心理的な下支え要因に」

本日の新興市場は、小動きとなった海外株式市場の動向や週末要因などから方向感に乏しい展開となりそうだ。引き続き、主力株のほかテーマ材料株などにも高値警戒感が意識されるなか、手掛かり材料に乏しいことも買い手控えムードを誘うこととなりそうだ。

 

個別では、米グーグルの10-12月期決算が市場予想を大きく上回り時間外で大幅高となっており、主力のネット関連株などには心理的な下支え要因となりそうだ。また、英ソニー・エリクソンの決算ではグーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載したスマートフォンの販売好調が確認されており、アンドロイド関連への刺激材料にも。そのほか、セルシード<7776>は、移植用「心筋再生パッチ」に関する欧州特許が成立すると発表しており関心が高まろう。なお、ハドソン<4822>はコナミ<9766>による完全子会社化に伴い上場廃止の見通しとなったほか、ヤーマン<6630>は東証2部市場への上場が承認されている。

今晩の為替相場では、18:00頃にユーロ圏の製造業PMI(購買担当者指数)が発表される。予想は57.0(前回57.1)。2009年10月分から景気判断の分岐点となる50を上回っており、昨年3月分からは55を挟んだ高水準となっている。先週金曜日に発表された独Ifo景況感指数は、西東ドイツ統一以降の最高値を示し、ユーロ圏債務国とドイツの長期金利差が縮小、ユーロは続伸した。欧州ソブリンリスク懸念も後退しており、今回強い数字が示されればユーロの一段高もあり得る。ただ、本日は注目材料が少なく、週央には日米の金融政策会議(会議後に政策金利発表)、金曜日には米GDPと重要イベントが控えていることから大きく動くことはないだろう。